2021年5月4日の午前8時00分頃に、
アカカンガルー「イッチ」(♂)【11歳】が亡くなりました。
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アカカンガルー「イッチ」死亡経過
2020年9月1日から歩行困難となり食欲や元気がなくなってきたため、獣医師と飼育員により投薬に加え、毎日の起立訓練や脚や尾のマッサージ等の治療を行ってきました。その結果、食欲や元気も回復し、自力での寝返りが出来るようになりました。
2020年9月24日には床ずれ防止の為、イッチ専用のクッションを制作し、クッションの上が「イッチ」のお気に入りの場所となりました。
2021年1月11日には補助があっても起立することが困難となりましたが、食欲もあり、イッチファミリーと仲良く寝ている姿が見られました。
2021年4月14日には食欲が減退し、自力での寝返りが困難となり、治療の甲斐もなく5月4日に亡くなりました。
獣医師と力を合わせて治療看護を行ってきましたがアカカンガルーの寿命は10歳前後と言われ、「イッチ」は11歳の高齢の中、8カ月間と長きにわたり歩行困難になりながらも最後まで懸命に生きる努力をしてくれました。
皆様から温かい励ましの等をいただき、心より感謝を致しております。
死因は、調査中ですが、生前の検査の結果から肝機能障害が疑われます。
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ハッチの孫として2016年11月25日神奈川県のよこはま動物園ズーラシアから仲間入りしました。
イッチは、イッチファミリーの大黒柱としてみんなを支えてきてくれました。
また、2019年度代表動物にも選ばれました。
子どもたちが、背中に乗っても怒ることなく、とっても優しく、穏やかな性格でした。
また、寝たきりの状態になってもお父さん(イッチ)の近くで
みんなが寝たり、エサを一緒に食べたりと「イッチ」のことがだいすきなんだなぁ。
と伝わる場面が多々ありました。
アカカンガルー「イッチ」を可愛がって頂きありがとうございました。
天国へ行ってもイッチファミリーを見守っててね。今までありがとう。
出典: いけいけすざか
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