感染症指定医療機関の県立信州医療センター(須坂市立町、寺田克=まさる=院長)で11日、新型コロナワクチンの同院医療従事者向け接種が始まった。1回目の接種は今月26日まで6日間を予定。4日に届いたのは450人分。同院の総勢は600人だが、医師や看護師らと事務スタッフから接種していく。冷凍庫(マイナス75度)は2月15日に届いた。
3列に分かれ、95人が医師の問診を受けた後、看護師が肩に筋肉注射をした。打った後5分間はその場にとどまり、看護師が見守った。その後25分間は別会場に移って看護師が様子を観察した。
斎藤依子副院長兼看護部長は取材に「ほとんど痛みもなく、すぐに終わった。これまでインフルエンザ等でもワクチン接種をしてきているので抵抗感はなかった。接種が広がれば感染の広がりが抑えられ、医療者も安心して働ける」。別の看護師(男性)は「筋肉注射だが痛くなかった。予防接種がうまくいき感染拡大がとまればいい」と語った。
出典: いけいけすざか
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