函館を訪れたら、まずは函館山に上って、ミシュランガイドブックに三つ星として掲載された「極上の眺望」を楽しみたいもの。函館山があるのは、函館市の南西の端。山頂までは、ロープウェイをはじめとするいろいろな行き方がありますが、時期によって制限があるので注意が必要です。 アクセス方法の基本をまとめましたので、旅の計画の参考にして、とびきりの景色を存分にお楽しみください。
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◆函館山へのアクセス、最新情報◆
【2021年4月12日(月)11時~2021年4月24日(土)】
●ロープウェイ、利用可能
(新型コロナウイルスの感染予防のため、当面のあいだ17時~21時の短縮営業)
(新型コロナウイルスの感染予防のため、当面のあいだ17時~21時の短縮営業)
●バス・タクシー・マイカー・レンタカー、利用可能
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◆今後の予定◆
【2021年4月25日(日)~9月19日(日)】
●ロープウェイ、利用可能(営業時間は未定)
●バス・タクシー、利用可能
●マイカー・レンタカー、17~22時は混雑防止のため通行止め。それ以外は通行可能
【2021年9月20日(月)~9月30日(木)】
●ロープウェイ、定期点検のために運休
●バス・タクシー、利用可能
●マイカー・レンタカー、17~22時は混雑防止のため通行止め。それ以外は通行可能
【2021年10月1日(金)~11月7日(日)】
●ロープウェイ、定期点検のために運休
●バス・タクシー、利用可能
●マイカー・レンタカー、16~21時は混雑防止のため通行止め。それ以外は通行可能
【2021年11月8日(月)11時※予定 ~2122年4月11日(月)11時※予定】
●ロープウェイ、利用可能(営業時間は未定)
●バス・タクシー・マイカー・レンタカー、利用不可
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◆函館山へのアクセス、年間スケジュール早見表
(ロープウェイ)函館山ロープウェイ 0138-23-3105
(登山道夜間)函館市土木部 公園河川管理課 0138-21-3431
(登山道冬期)渡島総合振興局 函館建設管理部事業課 0138-45-6500
◆交通手段別、利用のポイント
【ロープウェイ】
函館山観光の基本といっていいのがロープウェイ。山麓(さんろく)駅から山頂駅まで3分、125人乗りのゴンドラで、ぐんぐん遠ざかる街並みと近づいてくる函館山をガラス越しに眺めるのも、お楽しみのひとつです。支柱のない造りなので、視界良好! 施設はバリアフリーになっています。
ここをチェック!
●秋に整備点検のための運休期間あり(詳細)
●市電からは急な坂。駅からのバスもあり
●日没時刻前後は、日によって混み合う場合あり
●山麓駅付近には駐車場があるが、夕方以降混み合う場合あり⇒駐車場情報
営業時間
※新型コロナウイルスの感染予防のため、当面のあいだ、17時~21時の短縮営業
15分毎(毎時00分・15分・30分・45分)に運転(混雑時は5~10分間隔)
(通常時)
4/25~10/15 10:00~22:00(上り最終21:50)
4/25~10/15 10:00~22:00(上り最終21:50)
10/16~4/24 10:00~21:00(上り最終20:50)
料金(普通運賃)
大人(中学生以上) 往復1500円、片道1000円
小人 往復700円、片道500円
問い合わせ 函館山ロープウェイ 0138-23-3105
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ロープウェイ山麓駅(函館市元町19-7)へのアクセス
※所要時間は目安です。料金は大人の場合)
(函館空港から)
●タクシー、車で(30分)
●タクシーで市電「湯の川」電停へ(5分)⇒市電で「十字街」電停へ(30分260円)⇒徒歩で(10分)
●シャトルバスで函館駅へ(20分450円)⇒市電で「十字街」電停へ(10分210円)⇒徒歩で(10分) ※函館駅からバスもあり(下記参照)
(函館駅から)
●タクシー、車で(7分)
●市電で「十字街」電停へ(10分210円)⇒徒歩で(10分)
●バス・元町・ベイエリア周遊号(3系統)で(日中。15分210円)
●バス・函館山ロープウェイ接続シャトルバス(2系統)で(夕方から。11分240円)
(新函館北斗駅から)
●定額タクシー(小型)で5000円(40~50分)⇒函館タクシーの例はこちら
●はこだてライナー(アクセス列車)で函館駅へ(15~22分440円)⇒以下、函館駅から参照
(フェリーターミナルから)
●タクシー、車で(35分)
●シャトルバスで函館駅へ(30分320円)⇒市電で「十字街」電停へ(10分210円)⇒徒歩で(10分) ※函館駅からバスもあり(上記参照)
【函館山登山バス(1系統)】
JR函館駅からベイエリア経由で、函館山登山道を上る路線バス(函館山登山バス・1系統)があります。乗り換えなしで山頂まで行けて、片道400円という手軽な料金も人気。函館山の緑の中を走り、視界が開ける場所からは展望台とは違う景色が望めます(行きは右側、帰りは左側の席がベター)。所要時間は約30分です(渋滞のない場合)。
ここをチェック!
●始発は、函館駅前バスターミナル4番のりばから
●途中の停留所からは、満員の場合は乗れない可能性がある
●時期によって運行時刻が異なる⇒最新情報はこちら
●ロープウェイ運休期間中は、増便の場合もあり
●冬期の登山道閉鎖期間は運休(11月第2月曜日11時~翌年4月第2月曜日11時)
●ハイシーズンには登山道が渋滞
●乗降場から展望台までは階段含む100メートル
料金
函館駅前-函館山 大人片道400円、小人片道200円
問い合わせ 函館バス 0138-51-3137
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【タクシー】
人数がまとまると、タクシー利用も便利です。山頂で新規のタクシーは拾えないので、往復利用で見学を30分以内にすませるか、帰りは別の手段で下山します。登山バスと同じく、冬期は登山道が閉鎖されるため、利用できません(11月第2月曜日11時~翌年4月第2月曜日11時)。湯の川温泉街と函館山山頂を往復する「函館山夜景コース(山頂滞在約30分)」は、小型車で7900円です。
問い合わせ 函館地区ハイヤー協会 0138-41-8111
【観光タクシー】
宿泊施設や駅、空港などの希望の場所から乗車し、函館山まで直行。プランによっては、函館山のふもとの西部地区にあるライトアップされた建物を見てまわれるものもあります。
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【観光バス】
函館山観光を組み込んだ特別バスのコースもあります。
北都交通のMt.函館夜景ロマンコース
※2021年は新型コロナウイルスの感染予防のため、運休中
山頂の滞在時間約30分。函館駅や宿泊のホテルから安心して参加できるのが特徴です。時期によって、山頂までロープウェイを往復利用、片道利用、往復バスの3パターンあり。
・函館駅や駅前ホテル発(所用時間1時間30分。大人1100~2200円、小人700~1200円)
・湯の川のホテル発(所要時間2時間15分。大人2000~2800円、小人1000~1500円)
通年営業(臨時運休あり)
問い合わせ 北都交通 0138-57-4000
函館バスの観光バス「函館夜景号」
函館山展望台からの夜景鑑賞に加えて、ベイエリアのライトアップ施設を車窓から見学、バラエティにとんだ夜景が楽しめます。
・全行程バス利用(2021年4月16日~9月30日) 大人1300円、小人800円
・ロープウェイ併用(2021年4月12日~4月15日) 大人2500円、小人1300円
乗車・下車地は湯の川のホテル6カ所、ラビスタ函館ベイ、函館国際ホテル、センチュリーマリーナ函館、函館駅前バスターミナルで、乗車の3日前までに予約が必要です。
(当日、席が空いている場合、乗車できることもあります)
問い合わせ・予約 函館バス函館営業所 0138-51-3137(8~17時)
【マイカー、レンタカー】
時間を気にせずにマイペースで行動できますが、混雑を避けるために夜景タイムには通行禁止になります(4月25日~9月30日は17~22時、10月1日から車両用登山道冬期閉鎖までは16~21時)。規制解除の時間を待って山頂に向かう車で、大渋滞することもあります。登山バスと同じく、冬期の登山道通行はできません(11月第2月曜日11時~翌年4月第2月曜日11時)。
交通規制に関する問い合わせ
(夜間)函館市土木部 公園河川管理課 0138-21-3431
(冬期)渡島総合振興局 函館建設管理部事業課 0138-45-6500
◆山頂まで約1時間。歩いて上る登山道も整備されています
函館山山頂からの景色を楽しむのに、時間があればおすすめしたいのが「登山」です。登山といっても、きちんと整備された緩やかな坂道を歩くハイキング感覚。函館山ふれあいセンター(青柳町6-12)から山頂展望台まで、1時間ほどの散策路です(旧登山道つつじ山コース)。もちろん料金無料というのも魅力ですが、年間を通して、函館山の豊かな自然と途中の街並みや海の眺めを楽しみながら、マイペースで歩くことができます。
靴は歩きやすいスニーカーなどで。夏は虫よけに長袖長ズボン(白っぽいものがベター)、冬の雪道にはスノーブーツがおすすめです。昼間の景色を楽しむもよし、夕方に上って山頂で夜景を見て、ロープウェイやバスで下山するもよし。ひと味違う函館山が楽しめます。
問い合わせ 函館山ふれあいセンター 0138-22-6799
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◆二輪車は山麓駅前の駐車場に停めて、ロープウェイを利用
バイクや自転車などの二輪車は、登山道の走行はできません。ロープウェイ山麓駅の向かいに二輪駐車場がありますので、そちらに駐車して、ロープウェイや登山バスをご利用ください(マップ)。
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