事業の概要
医療等の提供体制の維持や感染拡大の防止対策として、市民へ周知・協力を求めるために、市が運航するコミュニティバス「にんまる」と忍者市(上野市)駅構内にある伊賀鉄道株式会社のマスコットキャラクター「ふくにん」にマスクを着用するとともに、看板を設置するなどの啓発活動を行いました。さらに感染拡大の防止には、県境をまたぐ移動など人の行き来を抑制することが大切であることから、市民だけでなく市外からの来訪者にも協力を求めるために、市長の発案で市の中心市街地の入り口にある「忍者アーチ」に注意喚起の横断幕を設置しました。また、呼びかけだけでなくしっかりとした対策を講じてもらうために、保育所や老人施設、障がい者施設など、集団感染のリスクが高い社会福祉施設を対象とした研修を積極的に開催しました。
事業の背景
感染が拡大している期間だけの取り組みではなく、ウィズコロナの時代の新しい生活様式を見据えて、市民等が常に感染拡大防止の意識を持ち続けるために、変革を訴えかけるような啓発活動にする必要がありました。また、伊賀市は県境に位置し、全国でも珍しい3府県にまたがる定住自立圏を形成していることから、生活圏を共有していることを表す「圏域証」を無料配布するなど、往来の規制だけでなく地域住民の生活を守ることにも取り組んでいます。
出典: 地方創生図鑑
この記事へのコメントはありません。