事業の概要
「新型コロナウイルス感染症に伴う外出自粛によって影響を受けたまちの飲食店を応援したい。」令和2年4月、町内の若者有志がまちのテイクアウト情報サイト「kurigohan」を設立。栗山町はこの取り組みに連携・協力し、インターネットを利用できない方にも情報を届けられるよう、紙のメニュー表の作成・新聞折り込みを実施。その後、お弁当のWEB受付やメニュー表第二弾の発行、出前タクシー運行など、さまざまな事業に発展しています。7月には、kurigohan有志が飲食店と連携し、みんなで地元を応援するムードを高めることを目的にクラウドファンディング「kurigohanプロジェクト」を開始。栗山町もこれに賛同し、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディングに挑戦。お礼の品にはkurigohanの活動から生まれたオリジナルグッズのほかに、加盟店での食事やサービスで利用できる「電子感謝券」を初めて導入。9月30日まで実施し、2,324,000円の寄付が集まり、全額を本プロジェクト加盟店に均等分配しました。
事業の背景
外出自粛や休業要請によって厳しい経営状況が続き、地元の食堂や料飲店が減ってしまうかもしれない。そんな危機感と同時に、テイクアウトを通じて、「地域のお店は地域に住む自分たちが支えよう」という思いを多くの町民に感じてもらい、地域に関心をもってもらうきっかけにできないかという若者たちのアツい行動から、本プロジェクトは生まれました。地域の飲食店や企業の存続について考えさせられる状況に初めて直面し、改めて地元について考え、地域の絆が深まるきっかけになったのではないかと考えています。
出典: 地方創生図鑑
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